映画「ダンケルク」の評価
得点 | 73点 |
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ジャンル | 歴史ファクト系 |
活用シーン | 映画館で1人で鑑賞 |
推奨鑑賞人数 | 1人 |
映画「ダンケルク」のネタバレ・あらすじ
第二次世界大戦中の1939年。
ドイツ軍の調子が良く、ポーランド侵攻にも成功。
ついにはフランスにも侵攻し、ドイツ軍と戦っている連合軍(イギリス・フランス軍)はフランスの北部「ダンケルク」に追い詰められ、ドイツ軍に包囲されていました。
とくに、ドイツの空爆がすごかった。
完全に制空権を握っており、やばい規模の爆弾を平気で落としてきました。
イギリス・フランス兵はこのダンケルクという都市に閉じ込められ、ドイツ軍の攻勢をしのいで、助けを待っていたのです。
そんな中実行されたのが、イギリスによる、
ダイナモ作戦。
イギリスにある、あらゆるすべての種類の船舶である、漁船、民間船、遊覧船、貨物船などを総動員させ、ダンケルクで動けなくなっているイギリス兵の救出に向かいました。
ダンケルクをドイツ軍に落とされれば、次はイギリスに侵攻されることがわかっていたので民間人も軍人も必死。
救出に成功した船が、ドイツ軍の魚雷によって撃沈してしまったり、海辺で助けを待っていた連合軍の兵士たちが空爆で一掃されるなどのピンチに陥りましたが、
多くの民間の船を使うことで、連合軍の兵士たちの救出に成功。
このダイナモ作戦により、連合軍あわせて30万人以上の兵士の命が救うことができました。
THE END
映画「ダンケルク」の感想
映画ダンケルクでは、主に、第二次世界大戦中に起きた、
の2つを主題に取り上げています。
ダンケルクをこれから鑑賞する方はWikipediaで予習しておくと映画の世界に入り込めるかもしれませんね。
そして、この出来事を体験した、
- 民間の船の操縦者たち
- 銃撃戦をしている飛行機パイロット
- ダンケルクから逃げようとするフランス兵士
の3つの視点で映画が描かれます。
この映画で伝わってきたのは次の3つ。
母国を守ろうとするイギリスの民間人の愛国心
「ダンケルクが落とされたら、次はイギリス本土での戦いになる・・・」
という状況だったので、イギリス兵だけでなく民間人も軍隊に協力して、イギリス兵の救出に乗り出したのがダイナモ作戦。
民間人が戦争の最前線であるダンケルクに向かう道中で、救出したパイロットが止めるシーンが印象的でした。
最前線に向かう民間人の勇敢な姿勢が見どころです。
国による差別
ダイナモ作戦はイギリス主導のものだったので、
救出するのは主にイギリス兵のみ。
フランス兵はイギリス兵の二の次に回されてたので、なかなか救出されませんでした。
映画の視点となった若いフランス兵2人は、イギリス兵になりすまし救出されようとしましたが、フランス訛りをばれなくするためあまり喋らなかったら、怪しまれ、
「お前、ドイツ兵なんだろう?!」
「いや、フランス兵だ」
と揉めるシーンがありますね。
何でしょうね、喋らなかったらばれない違いしかなく、ドイツ兵かフランス兵かイギリス兵かも区別がつかないのに、出身国によって命の優先順位をつけていることが引っかかりました。
国とは何だろうと改めて考えさせれました。
とりえあず酔います笑
ぼくはダンケルクをIMAXで映画鑑賞したのですが、とりえあず、
酔います笑
飛行機や爆撃の音がすごく、映像の視点も各登場人物に近いものになっていて、しかも、彼らは飛行機に乗って銃撃戦をやっていたり、船に乗っていたりします。
臨場感のあまり、自分も戦争に参加している感覚に陥ることでしょう。
ってわけで、
酔います。
ダンケルクをIMAXで鑑賞する方は覚悟しておいてくださいね。
それでは!
Ken
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