映画「gifted / ギフテッド」の評価
得点 | 88点 |
---|---|
ジャンル | 心温まるファミリーストーリー |
活用シーン | 2人。デートでもいいでしょう |
推奨鑑賞人数 | 2人 |
映画「gifted / ギフテッド」のあらすじ・ネタバレ
舞台はとある現代のアメリカ。
とある場所に、6歳になる天才少女メアリーがいました。
彼女の母親は天才数学者でしたが、数学の道を追求しすぎて自殺。少女は母親の弟(おじ)のフランクに預けられたのです。
叔父のフランクは、天才数学者としてではなく普通の人生をメアリーに送って欲しかったので、天才キッズスクールではなく、普通の小学校に入学させました。
しかし、あまりの天才ぶりに目立ちすぎ、天才学校への転入を勧められることに。
だがフランクは頑なに、
「いや、メアリーは普通の学校に通うんだ」
といって動きませんでした。
そのため、校長はメアリーの祖母に連絡して現状を報告したのでした。
そこで祖母がフランクのもとに駆けつけ、メアリーに英才教育を施し、天才数学者に育てようとすることに。
しかし、フランクがどうしてもメアリーを普通の学校に通わせることを譲らなかったため、祖母とフランクの間で裁判が勃発。
最終的に、
里親にメアリーを託すことに妥協しましたが、それでも祖母はしぶとかった。
里親をコントロール下において、密かにメアリーに家庭教師を雇って英才教育を施していたのです。
激怒したフランクは、自殺した姉から言われたことを祖母に伝えることに。
実は、姉は誰も解けなかった方程式の証明に成功していたのですが、その論文の発表は祖母が死ぬまで待って欲しいとお願いしていたらしいのです。
つまり、
数学ばかりやらせた祖母の教育方針に反旗を翻したことになります。
フランクはこの数学論文と交換に、メアリーを連れ戻すことに成功。
無事にフランクはメアリーと暮らすことができたのださ。
THE END
映画「gifted / ギフテッド」の感想
子供がとんでもない天才児の場合、
英才教育を受けさせてものすごくとんがらせるか?
それとも、
他の人と同じような教育を受けさせて普通の生活を送らせてやるか??
という問題について取り扱っています。
実際に英才教育を受けさせられ、祖母の夢を叶えるために教育された姉が自殺してしまったことから、フランクはいくら天才でも普通の教育を受けさせてやりたいと考えてます。
この祖母とフランクの対決が映画の始まりから終わりまで続くのですが、大事だと思ったのが、
本人の意思の尊重
です。
本人が数学をとことんやりたいと言ったらやらせればいいし、
恋人とデートしたいと言ったらやらせればいいのです。
子供を自分の夢のためにコントロールするのではなく、まあとりあえず援助して暖かく見守るという姿勢が子育てで重要なのだと感じました。
まだ独身で子供もいないですが、将来の子育てにおいて大事なことを一人噛みしめることになりました笑
メイントピックが子育てであるため、恋人と一緒に鑑賞すると良い議論ができたり、なんか結婚して子育てしているかのような雰囲気を二人の間に作れるでしょう。
ってことで、デートにおすすめの映画ですね。
それでは!
Ken
コメントを残す