2019年に鑑賞した映画で面白かったのはどれ?
いやー、2019年も12月31日もそろそろ終わろうとしています。
2019年下半期から中国に移住し、大きく住環境を変えた1年でした。
そんな2019年に鑑賞した映画数をFilmarksで数えたところで
106本。
中国に来てから「観れる映画数」が減ってしまい、鑑賞本数は少なりましたが、中国でも19本鑑賞しました。
今日はそんな色々あった2019年に、フィルマークス評価が「4.3」を超えたお気に入り映画を紹介します。
第6位. 『ビリーブ 未来への大逆転』
かつて、ハーバードのロースクールは男社会でした。
いや、ハーバードだけでなくて法曹界全般、いや、世間がまだ「男社会」だった頃の話です。
そんな時代に、法の世界に飛び込んだ勇気ある女性の物語です。
中学生の頃『テニスの王子様』に影響されてテニス部に入りそうになりましたが、それと同じで、鑑賞後は法学部に入学したくなりました。
第5位. 『パッドマン 5億人の女性を救った男』
パッドマン
とかくと、黒マスクの「バッドマン」を想起するかもしれません。
よくみてください。「バ」ではなく「パ」から始まる「パッドマン」です。
パッドマンは、空を飛べませんが、インドに女性用の生理パッドを広めた男です。
インドでは、女性が生理になると家から追い出される古い慣習があり、その際に汚い布をパッドとして使っていました。
衛生環境が悪く、これが原因で病気で死んでしまう女性が多いことが問題でした。
インドでも生理用パッドは売られていましたが、物凄い高くて一般市民には手が届きません。
パッドマンの妻も同じ境遇に置かれていたので、
安くて品質の良いパッドを作ろう
とビジネスを始めました。
最初は周りに理解されず「狂人」として扱われていましたが、徐々に周囲の評価も変わります。
「天才は狂人と紙一重」と思い知らされました。
第4位. 『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』
2019年一番笑ってしまったのがこの映画。
外見に自信がない女性が頭を打って、自分の外見が変わったと勘違いする
というストーリー。
「外見が良くなった」と思い込むだけで人生が好転し始めます。彼氏はできるし、仕事も上手くいくし、いいことばかり。
見た目よりも大事なのは「自信を持つことだ」と、見るだけで勇気をもらえる映画でした。
第3位. 『七つの会議』
日本企業による不正を描いた映画。
「会社員の苦しみ」がよく表現されていますね。
イケイケドンドンだった日本企業は、体育会系の気質でもやってこれました。
しかし、不況になると、不正も厭わない「無理」が出てきます。
これからは企業自体が体質を変えていかなければ、と思わされました。
第2位. 『新聞記者』
記者と若手官僚が主人公。
内閣府では、首相に刃向かう権力を潰すため、内閣府のスタッフが工作をおこないます。
若手官僚はその手法に疑問を抱きつつも、家族を守るために余計なことを考えないように仕事を続けていました。
一方、その不正を暴こうとするのが東京新聞の記者。
作中では、日本社会で起きた事柄をベースに作成されていて、
「もし本当にこれが真実だったらちょっと怖いな」
と「権力が集中する危険」を感じました。
そう考えると『新聞記者』を公開すること自体が「勇気のたわもの」では?と思っちゃいましたね。
終わり方も秀逸で、思わず胸が熱くなりました。
第1位. 『エブリデイ』
第1位に輝いたのは、Amazonプライムで偶然見た映画でした。「魂」としてしか存在できない人格「A」が、美少女に恋する物語です。
「A」は肉体を持たず、同年代の人間に乗り移るのですが、
どの肉体に変わっても魂は同じ
を演技で表現できているのもすごいし、この映画を通して、
人間の本質は「魂」ではないか、と考えさせられた映画でした。
以上、2019年に鑑賞した映画ランキングは終了。
きたる2020年も多くの映画に触れて刺激を受けたいですね。
それでは!
Ken

映画館が好きでたまにいきます。