映画「ペイ・フォワード 可能の王国」の評価
得点 | 88点 |
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ジャンル | 感動社会映画 |
活用シーン | いや、これは1人がいいのかもしれないが、2人以上でも良い |
推奨鑑賞人数 | 1人または2人以上 |
映画「ペイ・フォワード 可能の王国」のあらすじ・ネタバレ
とある現代のアメリカ。
中学1年生になったばかりの少年トレバーがいました。
トレバーは社会科の授業で出された課題、
「何か社会をよくするためのアイデアを考えよ」
を実現するため、あるアイデアを思いつきます。
それは、
Pay It Forward(次へ渡せ)
という運動です。これはどういうことかというと、まず、誰でもいいので実行するのに勇気がいる善行を誰かに対して行います。
この「いいこと」を1人当たり3人に対して行うようにするのです。
すると、その善行された人々がまた他の3人に対して善行をおこうなうようにすれば社会は良くなるのではないかと考えたのです。
そこでトレバーは麻薬中毒者のホームレスの青年にお金をあげて、家に泊まらせて、社会復帰させてみました。
彼は一時期立ち直りかけましたが、また麻薬の生活に戻ってしまい失敗。
トレバーが助けた2人目は社会科の先生シモネット。
シモネットは顔に火傷があるため恋愛に億劫になっていましたが、トレバーが自分の母親(離婚している)とくっつけようと画策します。
シモネットはトレバーの母親に近づいたら離れたりしながら最終的には成功かどうかは微妙な結果に。
2人にいいことをしましたが世界は良くならないので腐っていましたが、トレバーの母親「アーリー」が善行を実施。
自分の母親(トレバーの祖母)と和解してトレバーに合わせる約束しました。
すると、その善行に応えるべく今度はトレバーの祖母が、警察から逃げていた黒人男性を助けます。
するとすると、その黒人男性は喘息で死にそうになっていた弁護士の娘を病院で助けました。
そして、その弁護士は、事件の取材で車が破損した記者に対して、新品の車を譲りました。
こうして、トレバーが引き起こしたペイフォーワード運動はちゃんと機能していたのです。
この車を譲り受けた記者がトレバーを取材に来て、ニュースにとり上げれました。
しかし、その後悲劇は起こります。
トレバーが3人目を助けようとしたところです。
3人目は彼の友人。
強そうな子供達からいじめられていたので勇気を出して助けようとしたところ、ナイフを持っていたキッズに腹を刺されて死亡。
世界を良くしようと動いたトレバーでしたが、自分が出した勇気によって無くなってしまいました。
ただ、トレバーはいなくなってしまいましたが、ペイフォーワード運動は残り、世界に良い影響を与えたのでした。
THE END
映画「ペイ・フォワード 可能の王国」の感想
これはいい映画だ。
情けは人のためならずを体現したような映画で、
どうやって世界を良くするか?
ということ具体的に考えて実行にうつした少年の話です。
まず、無条件に他人に対して勇気がいる助けを施してあげる。
この善行を受けた相手はそのまた誰かの役に立つことをしてあげる。
このペイフォーワード運動を全ての人間が知って実践すれば確実に世界は良くなるでしょう。
もはやこの映画は義務教育の必修科目にしてもいい。
それぐらい含蓄のある大事な映画作品だと思います。
ぼくもまずは3人に対して無条件の善行をして、自分のところからペイフォーワード運動を起こしてみます。
それでは!
Ken
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