映画「サバイバルファミリー」の評価
得点 | 75点 |
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ジャンル | 現実危ない系 |
活用シーン | 1人で家でまったり。 |
推奨鑑賞人数 | 1人または2人 |
映画「サバイバルファミリー」のネタバレ・あらすじ
とある現代の日本。
東京に近い都心部に、
- 父(40代)
- 母(40代)
- 娘(高校生)
- 息子(大学生)
の4人家族が住んでいました。
とある日。
朝起きたら停電が起こっており電化製品が使えなくなっていたのです。
電気が止まっているだけでなく、電池も使えなくなっていたため、二進も三進もいかなくなってました。
電化製品がすべてダメになるだけでなく、車もバッテリーが機能しなくなり動かなくなりましたし、トイレの水も流れなくなりました。
なんとこの大停電のような現象は、この家族だけでなく、周囲の家族でも起こっていたのです。
学校や会社に行っても電気がないから人が集まらないし、集まってもやることがないので会社や学校は機能しなくりました。
食料も尽きてきたので、一家は、鹿児島の実家を目指して自転車で旅に出ることにしました。
途中、大雨に降られたり、父が川に流されたり、犬に襲われたり、豚を捕まえたりと大変でしたが、なんとか鹿児島の実家にたどり着きました。
もちろん、そこでも電気が復活していなかったので、自ら農作物を育て、自給自足する生活になりました。
それから2年後。
ついに、電気が復旧。
詳細は不明でしたが、おそらく太陽フレアが変化したことが原因かもしれませんでした。
こうして電気が元に戻ったので、この家族を含めて今まで通りの生活に戻り、これまで通り電化製品に頼った生活をしていくのでした。
THE END
映画「サバイバルファミリー」の感想
全ての電化製品が突如使えなくなる
という非常事態が起きた時に、今の日本の社会はどうなるのか?ということをリアルに描いた映画です。
スマホが役に立たちませんし、信じられるのは己のサバイバル能力と生き延びるために必要な食料と水。
そんな事態になっても、会社や学校に行こうとする人々が皮肉交じりに描かれていたり、スマホがゴミのように捨てれていたりしました。
ほんと、これ、
リアルです。
先日、太陽フレアのニュースがリアルの世界でも報道されていましたが、このような最悪の状況を招く可能性もあるのだと再認識。
「自分には電化製品がなくても生き残る力はあるか?」
と胸に手を当てて考える機会を与えてもらいました。
この映画をみていて1つ気になったのが、
「一人暮らしの単身世帯はどうなったのか?」
ということです。
単身の高齢者の方がなくなっている描写がありましたが、若い単身者たちはどうなったのか?ということが気になりました。
おそらく、これは自分を含めてなのですが、
孤独に耐えきれず、サバイバル能力もなく死に絶えてしまった
のかもしれません。実家が近い方は実家に戻るのかもしれませんが、地方から都市部へ来ている単身世帯はどうなるのか・・・・
そう考えると、非常事態が起きた時に家族というグループはサバイバル能力を上げる1つの形態だと思いました。
この事態が絵空事でなく本当に十分起きそうなのが怖い。
その認識を自分の中でもできただけでもこの映画を鑑賞してよかったです。
それでは!
Ken
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