映画「疑惑のチャンピオン」の評価
得点 | 68点 |
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ジャンル | スポーツファクト系 |
活用シーン | 家でDVD鑑賞 |
推奨鑑賞人数 | 1人または2人 |
映画「疑惑のチャンピオン」のネタバレ・あらすじ
これは事実に基づくトゥルーストーリー。
自転車の世界最大の大会ツールドフランスに初出場したアームストロング。
アメリカでは実績があったアームストロングでしたが、フランスのこのツールドフランスという大会では全く歯が立たない。
なぜなら、優秀なライダーがみんな、ドーピングしているようだったからです。
1位から3位が同じチームのやつなんて絶対何かおかしい!
そう思い、そのチームを監督しているコーチに強化プログラムを組んでもらうように頼みますが、
「お前は筋肉がつきすぎているからね。向いてないよ」
と言われ却下されました。
その後、アームストロングは精巣がんに。
闘病の結果、なんとか生き延びますが、体重はげっそりと削げおち、近所のおばちゃんに自転車で負けるぐらいに体力が落ちていました。
ただ、体重が格段に下がったので、筋肉が落ちて軽量化になったアームストロング。
再び、ドーピングをしているコーチの元に、指導を頼みに行きます。
今度は痩せているため難なくオッケーをもらい、彼の元にトレーニングをし始めます。
それからのアームストロングはすごかった。
ドーピングは当たり前だし、それを隠す手段を選ばず、バレずに競技に参加してきました。
その結果、アームストロングは前人未到の7連覇をツールドフランスで達成。
がんとの闘病から復帰した人物と崇められ、一躍スターとなります。
ただ、そんな彼の活躍に疑問を持った記者がしつこくアームストロングを取材。
なかなか決定的な証拠が出ませんでしたが、アームストロングのドーピングコーチが逮捕されたことをきっかけに、再び自転車業界でのドーピング問題が脚光を浴びます。
アームストロングからは結局、ドーピングの証拠が出てきませんでしたが、7連覇から数年経ったあと、アームストロングがドーピングの事実を認めました。
彼曰く、ツールドフランスを7連覇している間はずっとドーピングをしていたというのです。
アームストロングは7連覇のタイトルを剥奪されたんだとさ。
THE END
映画「疑惑のチャンピオン」の感想
ツールドフランスという世界一大きな大会でもはびこるドーピング問題。
他の競技者がドーピングしているのが基本ベースになってしまと、どうしても勝つためには自分も最善のドーピングを行い、最善のパフォーマンスを発揮するべきということになります。
勝ちにこだわったアームストロングが自分の身を削り、危険なドーピングを繰り返してそしてそれを隠蔽し続けたことを必ずしも悪とは言えないと思ってます。
一体、スポーツとはなんなのか??
ドーピングしていない自然な状態ってなんなのか??
そんな状態ってあり得るの?
そんなことを考えさせられました。
スポーツが好きな方にこそおすすめしたい映画ですね。
それでは!
ken
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