映画「ターミネーター2」の評価
得点 | 89点 |
---|---|
ジャンル | SF恐怖系 |
活用シーン | デートなどの娯楽 |
推奨鑑賞人数 | 1人または2人 |
映画「ターミネーター2」のネタバレ・あらすじ
ときは1993~94年の現代のアメリカ。
2人の男が2029年の未来からやってきました。
1人は、前回も登場した最強のターミネーター「T-800・モデル10」。
もう1人は、最新型のターミネーター「T-1000」。
「T-1000」のターミネーターは液体状に変化することができるので、銃を打ってもしなくことはないですし、刃物に変身したり、触った人物になりきることができる最強マシーンです。
2029年の機械と人間の戦争で、人間のリーダーであるジョン・コーナーを抹殺するために、ジョンがまだ小学生高学年ぐらいである時代の1994年ごろに、この「T-1000型」が送り込まれたのです。
それを阻止しにやってきたのが、前作で登場した旧型のターミネーター「T-800・モデル10」。
未来の2029年のジョンが自ら、T-800・モデル10を1994年によこしたのです。
さて。
こうして、ジョンを消そうとする最新型のターミネーター「T-1000型」と、
ジョンを守ろうとしてなんでもジョンのいうことを聞く「T-800・モデル10」の戦いが始まりました。
やはり、最新型のターミネーター「T-1000型」は圧倒的に強く、ジョンとT-800・モデル10をじわじわと追い詰めていきますが、最終的に、
T-800・モデル10が「T-1000型」を製造工場でアツイアツイマグマの中に沈めることに成功。
どんな衝撃を受けても液体になれるT-1000型でしたが、さすがにこれはノックアウト。
溶けてあとかともなくなってしまいます。
最新型のターミネーターT-1000型を葬れたので一件落着・・・・・
と思いきや、ジョンと一緒に戦ってきたT-800・モデル10が自ら、
「俺がいたら、世界は平和にならない」
という理由で、自分自らもマグマに沈み、死を望みます。
なぜなら、世界を滅亡に導いたスカイネットという技術は、前回T-800・モデル10が1984年に残してきた片割れを元に研究が行われて開発されたものだと判明したので、
1994年の時点でターミネーターのチップやアーム部分などの部品は1mmも存在してはいけないからです。
ここまで父親のように共に戦ってくれたT-800・モデル10にジョンは涙を流して別れを拒みますが、これは地球のため。
泣く泣く、友のような存在T-800・モデル10をマグマに沈め、この世からターミネーターを排除したのでした。
THE END
映画「ターミネーター2」の感想
前作よりもさらに進化して楽しめるターミネーター2。
前作を見ているとより楽しめる映画です。
なぜなら、
前回敵役だったT-800・モデル10が今度は仲間になっていたから
です。
そのため、全作品を見ている方は、冒頭で二人の男が登場する際に、T-800・モデル10が敵で、もう一人のT-1000が味方だと思ったことでしょう。
ぼくもそう思っていましたし、途中登場するジョンの母親のサラもそう思ってびっくりしてました。
この物語のいいところは、
ターミネーターという殺人鬼がジョンとコミュニケーションをとることで徐々に人間らしさというものを獲得していく点でしょう。
人を殺さないように攻撃するようになったり、笑うようになったり、泣くという感情を理解したりしていきます。
人間と機械が戦争するのではなく、共存する選択肢を思わせる作品となりましたね。
これからターミネーター2を鑑賞するという方は、前作のターミネーターを鑑賞後に見てみると、より楽しめると思うので、よかったら1と2を合わせて見てみてくださいね。
それでは!
Ken
コメントを残す