映画「ザ・ウォール」の評価
得点 | 77点 |
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ジャンル | 戦争スリル系 |
活用シーン | 一人で映画館で、もしくは自宅でぐったりしながら |
推奨鑑賞人数 | 1人 |
映画「ザ・ウォール」のネタバレ・あらすじ
とある現代のイラクにての物語。
イラク戦争終戦後も、アメリカ兵はイラクに学校を建設したり、水や道路などのインフラの構築したりするため、残留していました。
そんなアメリカ兵たちを75人殺害したと言われている、
イラクのスナイパー「ジューバ」。
彼を仕留めるために2人のアメリカ兵、アイザックとマシューが、イラクのスナイパー「ジューバ」が潜む壁がある地帯に送り込まれます。
まずはマシューが、壁付近を調査。
死んでいるアメリカ兵がわんさかいましたが、皆、頭を正確に撃ち抜かれていたのです。
こ、これはやばい!
と思い、マシューが撤退を始めましたが、ときは既に遅し。
イラクのスナイパー「ジューバ」がマシューの胴体部を射撃。マシューは倒れこみます。
そんなマシューを助けるため、アイザックが救助に向かいます。
が、アイザックはジューバに膝、通信機のアンテナ、水筒を見事に撃ち抜かれ、負傷。
なんとか死ぬ物狂いで、壁に隠れることに成功しますが、アンテナを撃ち抜かれていたので、無線で仲間に連絡できず、絶体絶命のピンチに陥ります。
とりあえず、打たれた箇所を止血し、待機し、眠ります。
しばらくすると、アイザックの無線機から、
「おい、聞こえるか?」
との声が。
アイザックはてっきり助かったのかと思い大喜びしますが、無線の相手は、
「お前の位置を教えろ。な?」
など、ちょっと怪しいし、どうやらちょっと訛りのある英語を喋っていました。
探ってみると、どうやら無線の相手がイラク人のスナイパー「ジューバ」であることがわかったのです。
こうしてアイザックは、無線で敵スナイパーと通信しながら、壁に隠れ、反撃の時を伺います。
無線では、敵スナイパーは執拗に、アイザックの話を聞きたがり、家族の話とか、普段の生活についてなぜかきいてきます。
そんな雑談のような会話をしながら緊張状態は続く。
途中、アイザックがジューバの位置をつかんだり、マシューが目を覚まして、数発ジューバーの方向に射撃したりして反撃しましたが、やはり距離が遠すぎて歯が立たない。
これまでか・・・と思った矢先、
なんと、
ジューバがアイザックになりすまし、アメリカ兵の仲間を呼んでいることに気づいたのです。
ジューバがアイザックの話を聞きたがっていた理由は、アメリカ兵のふりをしてアメリカ軍を騙すためだったのです!!
アメリカ兵が救助にヘリコプターで迎えにきますが、イラク兵のジューバによって撃ち落とされてしまいました。
なんと、恐ろしいスナイパーなんでしょう。
THE END
映画「ザ・ウォール」の感想
戦争映画というよりは、始終ハラハラさせるサスペンス映画でした。
登場人物は少なく、
- アイザック
- マシュー
- ジューバ(声のみ)
- その他死亡した兵士たち
のみ。だいたいメインは上の3人で、そのうち一人(ジューバ)は声のみの出演でした笑
制作費を抑えたエコノミーな映画でありながら、その観客を引き込むストーリーの構成は圧巻。
おいおい、このまま最後まで行っちゃうの??
と開始30分ぐらいで思いましたが、そのまま本当に行っちゃったって感じです笑
最後の終わり方があっけらかんすぎるのも逆にこの映画の魅力なのかもしれません。
息をのむ90分間をおためしあれ。
それでは!
Ken
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