【ネタバレ&感想】トイ・ストーリー4にみる「ウッディは会社員だった」説




トイ・ストーリー4をみてきた感想

先週、「トイ・ストーリー4」を見てきました。

このストーリーでは新しいおもちゃの持ち主のボニーのもとで生きていたウッディが、ボニー作った新しいおもちゃフォーキーを救出するために奮闘するというストーリーになっています。

ここからはネタバレ

 

ストーリーは大人も子供も楽しめる面白い映画に仕上がっていたんですが、僕のようなスレた大人が観てしまうと、

終身雇用制が崩壊した現代におけるサラリーマンの運命

を暗示した物語として映りました。

 

持ち主の子供がいるおもちゃ

が、

雇い主がいるサラリーマンを暗示していて、

持ち主なしのに迷いおもちゃ

独立した雇い主のいないフリーランス

として解釈してしまいました。

 

転職したがうまくいかず、新人教育を任されるウッディ

ウッディはアンディという一社目の会社から、転職して2社目のボニー社で働くことになった中堅のサラリーマンなのです。

しかも、転職した2社目のボニー社ではうまく実力を発揮できず、遊び相手に選ばれずにくすぶる日々を過ごしていました。

 

そんな中、超マイナス思考の新入社員フォーキーが入社してきます。

トイ・ストーリー4 感想

トイ・ストーリー4予告編より

彼の教育を担当することになったウッディでしたが、むちゃくちゃ手のかかる新入社員でした。

すぐ、ゴミ箱に入ろうとしますからね。

むちゃくちゃ管理が大変でしたが、ボニー社に必要な人材だったので、頑張って教育することにしました。

 

フリーランスとして生きている元同僚に再会

そんなフォーキーの失踪を機に、以前と同じ会社で働いていた元同僚のボーに再会。

彼女は数回の転職を経て、会社員を辞め、今はフリーで独立して働いているということでした。

独立して生きているボーはたくましくなっていて、以前とは違う雰囲気の女性に進化していました。そのため、フォーキー救出作戦でも力を存分に発揮します。

しかしながら、長年雇われサラリーマンとして生きてきたウッディは、実力アップしておらず、相変わらずドジなところがあるが熱い会社員のままでした。

その実力の無さが露呈して、フォーキー救出作戦で一度失敗してしまいます。

 

頑張ってるけど結果が残せないウッディ

そこで、ウッディが

「もう1回フォーキーを助けに行こう。フォーキーがいないとボニーがダメなんだ」

とみんなに主張する時がありましたね?

ただ、この主張に誰もついて行かず、最終的に一人でフォーキー救出に乗り出すことになりました。

その姿はまるで、

会社に奉仕しすぎるがあまり、視野狭窄に陥り、周囲を巻き込んで傷つけてしまう頑張り屋のサラリーマン

ではありませんか。

 

「子供は世界にたくさんいる」の意味

「子供は世界にたくさんいるわよ」

というメッセージもこう考えるとしっくりします。

数々できたセリフの一つにこれがありましたが、子供を会社とすれば、

「1つの会社にとらわれず、世界にたくさん会社があるんだから視野を広げよう」

「会社に一生身を捧げる必要なんて無いんだぜ」

というメッセージが伝わってきました。

これがあからさまに出てきたのが、

ウッディとボーが再会した時の持ち主に対する考え方の違いです。

持ち主がない状態に大してウッディは

「それは残念」

というのに対し、ボーは

「最高だわ」

と言っています。

このシーンからもフリーランスVS会社員の構図が浮かび上がってきました。

 

ラストシーンにもサラリーマン説で納得

こう考えると、最後の結末にも納得がいきます。

圧倒的に印象に残るのがラストシーンのウッディとバズのやりとりですね。

ボニーの元に戻ろうとするウッディにバズは

「彼女は大丈夫。ボニーは大丈夫だよ」

と、ウッディがいなくてもボニーの会社は潰れない。やっていける。

「だから、ウッディ、お前の好きなように生きるんだ。お前の心が一番よく知ってる」

と、去る者は追わない同僚の熱い一言がこのメッセージには込められていると思います。

 

そして、ウッディは起業した

結果的に、ウッディは持ち主がいるサラリーマン生活をやめて、脱サラを決意。

ボー、アクロバットライダー、うさぎ、ひよこと共に新しい会社を立ち上げたのです。

その会社は、

おもちゃの持ち主を探すこと

をミッションとかかげた会社です。

恐らくこれは現実世界でいう、

無職の人に仕事を紹介してマッチングさせる、

転職・就職サービスの事業者

と言えましょう。

これは ギャビーが持ち主を見つける手伝いをして幸せになるのを見たのをきっかけに、この事業を立ち上げることを決心したのでしょう。

あのギャビーが持ち主を見つけた手伝いをしたことをきっかけに、自らの人生のミッションを悟ったのです。

 

トイ・ストーリー5はあると思う

「トイストーリー4で、トイストーリーは終わってしまうかもしれない」

と思った方が多いかもしれません。

が、僕は

むしろこの先のストーリーの進展が楽しみになっています。

おそらく、トイストーリー5では、

新しい会社(転職・就職サービス)でのウッディの物語が続いていくと思っていて、

新しい仲間と立ち上げた新しい会社はどのようにして世界を良くしていくのか?

が今から僕が気になっていてしかなりません。

ぼくは密かにトイストーリー5の登場を待っています。

 

それでは!

Ken

ABOUTこの記事をかいた人

Ken

Eigarの編集・執筆を担当。年間120本ぐらいのペースで映画をみており、映画館にも足繁く通っている。好物は生姜焼き。 Filmarksアカウントはこちら

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