映画「バニラ・スカイ」の評価
得点 | 88点 |
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ジャンル | SF現実恋愛系 |
活用シーン | 1人でDVD鑑賞 |
推奨鑑賞人数 | 1人 |
映画「バニラ・スカイ」のネタバレ・あらすじ
とある現代のアメリカ。
金持ちで超イケメンの「デイヴィット」がいました。
父親が出版社の社長だったのですが、交通事故で亡くなってしまったため、デイヴィットが社長になりました。
当然、金持ちというわけです。
そんな七光りの息子は、女性と遊び放題。
ブロンド美女のジュリーをセフレにして遊び、真剣なお付き合いをしていませんでした。
しかし、ある日、デヴィットの誕生日パーティーにソフィアという黒髪の美女がやって来て恋に落ちました。
セックスこそはしなかったものの、ソフィアとお互い相思相愛となり、一晩中彼女の家で話すということをしていました。
あくる日。
仕事のため帰宅するデヴィッドの元に、セフレのジュリーが車でやって来ました。
車に乗ってと言われたので、乗ったところ、ジュリーは超高速スピードでレールに突っ込み、デヴィッドと無理心中を図りました。
ジュリーは死に、デヴィットはなんとか生きながらえますが、彼は重症。
顔はむちゃくちゃ傷だらけになり、腕も足も痛めてしまったのです。
こうしてイケメンだったデヴィッドも、顔が無茶苦茶になった醜い男になってしまい、ソフィアにも嫌われてしまいます。
デートしてみましたが、全くうまくいかず酔いつぶれてしまいました。
そんなある日、デヴィットはLE(Life Extension)という人生先のばしプログラムの広告を見つけます。
自分の体を冷凍保存してもらい、眠っている間は自分が理想とする現実の夢を見れるというものでした。
そこで、デヴィッドはある日薬を飲んで意識を失い、冷凍保存され、自分に都合のいい夢を見るようになりました。
都合のいい夢とは、ソフィアがデヴィットのことを好いてくれ、自分の顔は元どおりになるという世の中です。
そんな夢のような非現実を送っていたデヴィットも、ついに夢を見ていることに気づきます。
彼は、
ひどい現実でもいいからやり直しさせてほしい
と懇願し、無事に現実世界に戻れたのだとさ。
THE END
映画「バニラ・スカイ」の感想
いやああーこれは深い恋愛映画。
金持ちでイケメンな男が何もかもうまくいっていたのに、ある1つの選択がきっかけであらゆることが無茶苦茶になってしまいます。
主人公は耐えられなく非現実の夢を見ることを望みますが、
最終的にその夢には何もないことを悟り、現実で生きることを渇望。
やはり、現在には現在しかなく、来世も未来もないということを戒めるような作品だと思いました。
生きて現実の困難に立ち向かえ!
さればもしかしたら自分の望む現実を自らの手で作り出せるかもしれん!
そんな熱いメッセージがこの映画から伝わってきました。
ちょっとテイストの違う恋愛映画を鑑賞したいという方はよかったらみてみてくださいね。
それでは!
Ken
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